料理と生化学の融合と試行

はじめに

料理人は何を考えて 料理すべき?

 

自分を振り返ってみると

仕事として料理をしてきた為

さらに美味しいものを
出来るだけ早く
大量に

他の料理人と競いながら料理してきました

多くの場合は
メニューに載せている
いつも通りのものを
同じ状態で提供する為めに思考を凝らしていました

決して悪い事では無いし
同じレシピでも少し違う料理が作れるので
それはそれでとても充実していました
(寝る時間の確保が出来ない程)

ただ、「あなたの得意料理は何ですか?」
と質問をされると
困っていました

それなりに何でも作るスキルは有る
と思っていますが

これぞ「私の得意料理」
がある訳では無く
まだまだ常に試行錯誤中だと

実際
「自分の料理はここに特徴があります」
と言って
料理を提供出来るのは
自分がお店を経営して
やっと出来る事
なのかもしれません

ですが

「こんな事を考えながら料理を作ってます」
と伝える事は
今から出来るかもしれない
と思ったのと

食べている最中にあれやこれやと
説明をされながら食事をするのは嫌だ
と自分が食べる側だったら思うので

このブログを始めてみました

ある意味
このブログは僕の人生初の
「店舗」
なのかも知れません

そのつもりで書き始めました

普段の仕事中するべきでは無い
失敗
でも常に行うべき
挑戦的な試行錯誤を
行える場所を自分に
作りたかった為です

「Why Not  This Way」には
なぜこのやり方ではダメなの?って意味と
こう有るべきでは無いか?
という2つの意味があります
その言葉を会社も無いのに.com
で作ったページがこのブログです

ただのTry and Errorの場でしょ
という
有難い言葉も頂きました
正にその通りです

まずは
「Why Not This Way.com」
で始めてみます

 

この場に書いていく事
作り上げられた構想が
いつか実店舗で
皆様に食べて頂ける
なんて事が起こったら感動的です!

自分の料理を創りたい!

ここ数年考えてみて
こんな料理があったら良いなと思っているのが
「料理×生化学」です

生化学とは薬剤師が勉強する分野らしいのですが
その視点で見ると
みんなの食と健康に対する知識や選び方は
割とメチャクチャです

料理は20年くらい前から化学されていますが
見た目の形や食感の追求
に留まっている気がします
(こんな凄いことが出来るんだぜって感じの見た目に特化)

この先は実際にその料理を食べると

どの様に体内で消化されて
どの様に吸収されるのか

その後

どの様に人体に影響して
どの様に消費されるのか
を知って

料理に反映することが出来ると
更に面白いと思うのです

その方法はもしかすると

調理の技術では無く
美しい見た目にこだわる事でも無く
高級な品でも無く

素材の選び方なのかも知れませんし
良いものを知るだけではなく
悪いものを排除する作業なのかも知れません

当たり前な事探しって事かも知れません

ですが
当たり前のことを選択する為には
やはり知識が必要だと思います

自分の知るところ

料理人
栄養士
医師

が勧める食べ物は一致していません
個々の学問が違うからでしょうが…

食べる側からしたら
良いものを選びたいのが当たり前

 

料理を作る側も
料理を食べる側もプロ
なので

 

 

先ずは自分から
何が本当に良いものなのか?
を知ってみようと思います

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