細胞の新陳代謝のメカニズムを知る
細胞の新陳代謝は
摂取した油脂に
大きく作用される
その為
有害な化学物質を含むものや
酸化した悪い油を
摂取し続けていると
身体は入ってきた悪い油を使って
新しい細胞を作らざる得ない為
粗悪な細胞を作ってしまう
それが続くと体内で炎症が起き
数々の病気の元になる
偶の1度の食事なら
問題では無い、でも
毎日となると話が変わってきます
良い油を摂取することで
良い細胞に作り変えていく事が出来るので
そうするべきですし
日常生活における
パフォーマンスの向上に繋がります
皮膚、心臓の細胞 約1か月
筋肉、肝臓の細胞 約2か月
赤血球 数ヶ月
脳の神経細胞 7年近く
人体の75%は1か月
95%は
1年でフルチェンジできる
となっています
トランス脂肪酸の脅威
一度摂取すると
体内に有害な成分が長い滞在し
有害な成が全て
体外に排出されるまでに
240日間程かかるみたいです
毎日食べていると
毒にさらされ続けている状態になり
体内の炎症を
引き起こす確率が高まります
がん
心臓病
アルツハイマー
うつ病
動脈硬化
糖尿病
その他多くの慢性病
油は体に悪い!は正解では無い
ローファットな食事が体に良い
のではなく
良い油
悪い油
を認識する必要がある
油脂を全く取らない食生活をしていると
病気にかかりやすくなる
悪い油脂を摂取し続けると
病気になってしまうが
良い油脂を摂取していると
改善に向かう
生活習慣病の原因の誤認識
2000年あたりに行われた
「ヒトゲノム計画」
ヒトの遺伝子を解析する研究によって
がんの遺伝子があっても
遺伝的にがんになるわけでは無い
と解析された
後に
生活習慣によって起こるもの
と判明した
がんになり易い遺伝子があるなら
生活の環境
食事の改善で
避けることができる
可能性が少なからず
有るという事です
現在は「ヒトゲノム計画」の後に起こった
「エピゲノム」により
90~95%の慢性病を自分次第で
コントロールする事が出来ると
解析されました
遺伝子は
細胞の核の中に入っている
その核も膜で出来ている
だから「細胞膜」という
脂質で出来ているものを
良い状態に保てると
健康を維持できる
それは日々の食事で改善できるのです
逆を行ってしまうと
病気になり易くなります
油のメリット、デメリット
脳の重さの60%は脂肪が占めていて
良い油を摂取すると
脳の機能は向上し
悪い油を摂取していると
機能が低下する
良い油を摂取していると
その他の
人体のにおける
炎症と炎症の慢性化
が原因で起こる病気が防げる
油脂の種類
「飽和脂肪酸」・・・常温で固形になる主に動物性脂肪
ギー
バター
ラード
ココナッツオイルetc.
「不飽和脂肪酸」・・・常温で液体になる主に植物や魚の油
不飽和脂肪酸の中に
「一価不飽和脂肪酸」・・・オメガ9=オレイン酸
オリーブオイル
サラダ油
キャノーラ油
パーム油etc.
「多価不飽和脂肪酸」・・・オメガ6=リノール酸
紅花油
ひまわり油
綿実油
ごま油
ピーナッツ油
グレープシードオイルetc.
オメガ3=αリノレン酸
亜麻仁油
エゴマ油
ヘンプシードオイル
魚の油
チアシードetc.
多価不飽和脂肪酸は
必須脂肪酸と呼ばれるもので
人体内で作ることが出来ない
食べものからしか摂れない脂肪酸です
別名酸素マグネット
と呼ばれ酸素を引き寄せる力があります
脳は14%がオメガ3
10%がオメガ6で構成されているので
良い油は人体に
良い影響を及ぼしますが
だからといって
油をひたすら取り続けると
体に良いかというと
そうでは無い
人間の体は
そんなに簡単な仕組みでは無い
摂取するべき油脂の割合
オメガ6:オメガ3の摂取の割合は
「4:1」が理想的となっています
この2つの油脂は体内で
全く逆の働きをする為
どちらかを摂りすぎると
体調を崩します
通常
オメガ6を摂りすぎになりがちで
普通に生活していると
オメガ6:オメガ3の割合が
40:1
に近くなっているのが現代人です
その為
体内に炎症が起こってしまい
アレルギーの原因になっているのです
何事も偏り過ぎると
支障をきたす
という事です
日常生活において
オメガ3の油を意識して摂取する事が
大事になってきています
良い油と悪い油
良い油
良い油とは
加工工程が少なく
自然に近い状態で
古くなって酸化していないもの
多価不飽和脂肪酸・・・体の中で酸素を引きつける
GMO遺伝子組換えされた植物)由来ではない油
高温にしてもトランス脂肪酸にならない「飽和脂肪酸」
ギー
バター
ラード
ココナッツオイル
etc.
悪い油
人工的なトランス脂肪酸
ほとんどが人工的に加工
加熱されたもので
とても毒性が強く
代謝されるまでに240日程かかり
様々な病気の原因になっている(不飽和脂肪酸)
マーガリン、ショートニング(液体状の油、植物油などに水素を添加した作られる)
高温で加熱された油(使い回ししている揚げ油などは良くない)
サラダ油、キャノーラ油(メチャクチャ人口加工されている)
GMO(遺伝子組換えされた植物)を原料としている油
油脂における豆知識と余談
天然のトランス脂肪酸には
人工的に作られたものとは逆に良い効果がある
バター、ラードを使うならグラスフェッドを使うと良い
(オメガ6、オメガ3が良いバランスで含まれている)
チーズや乳製品も
GMOを餌として食べていない家畜のものは
良い不飽和脂肪酸を含んでいて
動脈硬化の予防にも期待出来る
動物性の脂質が
人体に悪影響を及ぼすのは
誤解であったと研究結果が出てきていて
実は逆に良い影響をもたらすとなってきている
マーガリンは避ける
昔はバターよりも体に良いとされていたが
トランンス脂肪酸により心臓病や認知症になるリスク有り
欧米では禁止され始めている
日本では学校の給食に出ている
話は少しズレますが…
人間が早く牛を成長させて販売する為に
草食の牛に穀物を食べさせた結果
牛の胃が腐敗してしまい
屠殺した時に
肉の周りに菌がついていて
よく加熱に食べた人が死亡
他にも
肉骨粉を混ぜた餌を与えて
成長を促した事により
狂牛病(牛海綿状脳症)が発生し
人が死にました
あくまでも
どの様な餌を食べて育てられたかを
ちゃんと知る必要がある
という話。
良いものだからと
毎日同じものを食べて
食事が偏ると
体に良くないので
色々な種類のものを
摂取する様にする事が大事です
1日の摂取カロリーの60%を油脂から摂取すると
シュガーバーニング⇨ファットバーニング
の体質に変換され
体調が良くなり
ダイエットにも繋がる
不思議な事実
参考文献
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」
著者 アイザック・H・ジョーンズ
発行人 植木 宣隆
発行所 株式会社サンマーク出版
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